社有車に限ったことではありませんが、車を扱う上でその維持費をどのように削減していくか、という問題は、非常に悩ましい点です。
Pdriveでは、ドライブレコーダーから得られた様々なデータをもとにして、交通事故の抑止や動態管理などの業務効率化に加え、車両の管理コストや燃費の削減など、コスト削減のヒントとなる情報を提供することができます。
今回はPdriveで利用できる機能から、「コスト削減に使えるかも!」というものをご紹介させていただきます。
車両コスト
Pdriveでは、車両の台数そのものを削減できる可能性について示すことができます。
ドライブレコーダーの電源が起動した時点で、自動でそのデータがPdriveに送信されます。
つまり、「車両が稼働した」という実績がクラウド上に記録されるのです。
このデータから、「月間」「年間」それぞれの稼働実績を確認することができます。
「月間稼働率」を2ヶ月分出力した結果です。
よく見てみると、ほとんど動いていないものが1台。
- この車両、もしかしてこの先もずっと使う予定がないのでは?
- この地域には、車両が複数台あるし、この車両に関しては減車できるのでは?
- この車両にあてていたコストを、他の部分に充てられるのでは?
稼働率を見ることで、車両の偏りや余剰、不要な車両が判明し、適切な車両配備や保有車両の数を減らすヒントとなってくれます。
燃料消費
クルマを使用するのに欠かせないもの、それは「燃料」です。
近年、電気自動車や、水素を燃料としたクルマなど様々なモデルが開発されていますが、「ガソリン」で動くクルマが大半を占めています。
Pdriveでは、走行距離からガソリンの消費量を自動算出することができ、「いったいどのくらいガソリンを消費したのか?」という情報がわかります。
あらかじめ、車両の燃費を入力しておくだけで、
GPSモジュールを搭載しているため、走行距離が自動算出され、あらかじめ入力された燃費から、どのくらい燃料が消費されたのかを日報で確認することができます。
また、この日報では、
こちらは手動入力となりますが、給油量を入力することができ、「この日どのくらいガソリン代がかかったのか?」という情報についても確認することができます。
日報を見ることで、ガソリンの消費量や給油量が判明し、ガソリンにどれほどのコストがかかっているのかを把握することが容易になります。
事故の削減
交通事故が削減されることで、保険料などのコストが削減された事例をご紹介します。
〇導入前
- 過去3年間、事故は「重大な事故」が1.5件、軽微な事故が平均6件程度発生していた。
- 事故発生時にかかる人件費やお詫び代、また軽微な事故は保険を使わず直すケースもあった。
〇Pdrive導入後
- 事故が前年7件 ⇒ 1件に激減。それに伴い、保険料が2割ほど安くなった。
ドライブレコーダーで撮影される危険運転の動画や、危険運転の発生状況などから、ドライバーへの安全運転指導を行った結果、交通事故が激減し、諸経費の削減につながった、という例です。
終わりに
Pdriveを使用することで得られる効果のひとつ、「経費削減」についてご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した3つの状況は、どれも「ドラレコ」単体では管理することが難しいものですが、「ドラレコ」に「通信機能」を搭載し、「クラウドサーバー」と連携することで、手元で管理することがとても容易になります。
「ドラレコ」はすでに皆様のコスト削減の一端を担う存在となりました。
気になった方は、ぜひ、お問い合わせくださいませ。