交通事故の削減を目的として利用されることが多いカーテレマティクスサービス。
危険運転の回数や発生時の映像を管理者に通知し、閲覧した管理者がドライバーに対して指導を実施することで交通事故リスクを低減できます。
Pdriveのご利用者様も交通事故件数が85%削減(7件/年→1件/年)できたケースがあります。
また、画像解析機能を搭載したドライブレコーダーも登場し、今では眠気やよそ見などの危険運転も検知できるようになっています。
※画像解析機能については過去に投稿致しました、「居眠り運転を検知!DMS機能のご紹介」をご参照ください。
しかし、危険運転を見える化し、交通事故リスクの高い運転手を特定できた後、どのように指導/教育すればいいかわからないことも多いはずです。
今回は、そんなお悩みを解決できるPdriveの新サービスについて紹介致します。
交通事故削減は「認知ミス」をなくすことが重要
交通事故の原因の殆どは運転時のミスにより発生しており、法令上では「安全運転義務違反」に分類され、全体の7割以上を占めています。
下グラフは安全運転義務違反の内訳です。約半分は「安全不確認」となっていることがわかります。
・安全を確認して走行すること
・脇見をせずに進行方向を確認しながら走行すること
・ぼーっとせずに集中して運転すること
…などの、当たり前のルールを守れば起きることのないものです。また、改めて指導するまでもなく、ドライバーも守らなくてはならないルールとして理解しているはずです。
しかし、わかってはいても起きてしまっているのです。
ではどうすれば起きなくなるのか、どのように注意すれば改善されるのか。
管理者がドライバー全員の特性を理解し、全員に対して専門知識に則った的確な指導をすることは困難であり、現実的ではありません。
Pdrive-教育プログラム-
前述のとおり、管理者がドライバー全員の特性や運転知識の有無を理解することは困難です。
当社はPdriveサービスにて「運転状況を見える化」し交通事故削減を実現してまいりましたが、ドライバーの「運転知識の見える化」も必要であると考えました。
そこで、交通事故削減を目的とし個人/企業へ安全運転意識の向上を支援している、
「一般社団法人 安全運転推進協会(https://safe-driving.or.jp/)」とタイアップし、Pdrive-教育プログラム-をリリース致しました。
専門分野のプロフェッショナルが提供しており、交通事故リスク低減に効果的です。
各プログラムは、安全運転推進協会にて提供しているメニュー内容と同様ですが、Pdriveをご利用の方は優待価格で受験/受講可能です。
また、受験/受講結果と運転評価を同じ表で見ることができ、交通事故リスクの高いドライバーや優良ドライバーをひと目で確認可能となっています。
・危険運転が多い、または運転評価が低いドライバーを特定し的確な指導をしたい
・何度注意しても改善されないドライバーの運転を専門の人に見てもらい指導してほしい
・新入社員の運転適性を把握したい
などのお困りごとを解決できるものとなっています。
社内運転免許制度を導入している企業様にて、安全運転能力検定合格が必須条件としているという事例がございます。本サービスでは、その後の運転状況も見える化され把握できるため、交通事故のリスクはより一層低減できます。
交通事故0を目指して
教育プログラムの各メニューを紹介したいところですが、長くなってしまうので今回はここまで。少しでも興味がございましたら、当社までお問い合わせください。
今後も交通事故を1件でも減らせるよう、挑戦してまいります。