季節により、距離により、ドライバーにより、さまざまな走り方をする営業車。
法定点検や車検など、定期的な点検を行っていただいていると思います。
…しかし、タイヤの摩耗具合やオイル交換時期など、中には車両によってまったくちがうものも存在します。
そのような点検時期をドラレコでも確認できるとしたら…。
今回はPdriveで確認できる、クルマの状態についてご紹介いたします。
タイヤの摩耗、大丈夫ですか?
自動車のタイヤは消耗品のため、寿命を迎えたらすぐに交換の必要があります。
劣化したタイヤを履き続けていると、燃費や乗り心地が悪くなったり、事故のリスクが高くなってしまいます。
タイヤのサイズにもよりますが、一般的に、タイヤは4万キロの走行距離に耐えうるとされています。
目安として、5,000キロ走行すると1㎜ほどタイヤが摩耗するといわれています。
タイヤの溝は、道路運送車両法で『いずれの部分においても1.6mm以上』と定められており、1.6mm未満だと車検を通ることができません。
エンジンオイルの交換、大丈夫ですか?
エンジンオイルもタイヤと同じく、定期的に交換しなければならないものの1つです。
走行距離が長くなればなるほど、エンジンオイルの劣化が進行し、クルマへの負担が大きくなって、エンジンが動かなくなったりということも。
そうならないために、やはりオイル交換のタイミングの見極めが重要です。
一般的には、走行距離3,000㎞~5,000㎞が、オイル交換の目安とされています。
Pdriveから確認できること
Pdriveでは、月次報告書から、これまでの累積走行距離を確認することができます。
タイヤやエンジンオイルの交換時期を見極めるのに、『このクルマははたしてどのくらい走行しているの?』というのが1つの重要なポイントとなります。
今回ご紹介させていただいたもの以外にも、たとえばブレーキ液など、クルマにおいて点検すべき項目はたくさんあります。
Pdriveでクルマの使用状況を収集することによって、そのような点検の目安を知る、1つの『ヒント』となる情報を得ることができるのではないでしょうか。
交通事故削減や、動態管理も重要ですが、クルマの状態を確認するツールとしても、ご活用いただければ幸いです。