設置したドライブレコーダー、日頃から点検されていますか?
設置したきり、一度も点検していない、なんてことはないでしょうか。
ドライブレコーダーを安全にご使用いただくためには、定期的な点検が必須です。
特に、固定状況の確認はドライバーにとって死活問題にもなり得ます。
固定の緩まったドラレコが引き起こす思わぬリスク
通常、車内に設置されるドライブレコーダーは、ガッチリと固定されている状態が望まれます。弊社テレマティクスサービスPdriveでご提供させていただいているドライブレコーダー端末も、強力な専用両面テープでフロントガラスへしっかりと貼付・固定されるようになっています。
また、ドライブレコーダーには角度調整できるものもありますが、調整したあとの角度の固定が必要になりますので、そうした固定部位はネジ等で留められているはずです。
これら各所の固定部位は、正しく取付された設置当初であれば多少触ったりしたところでビクともしないでしょう。ですが、端末を長く使用していけば日に日に固定が緩まっていくものです。そうして緩まった固定は、最終的に端末の脱落などを引き起こします。
端末の脱落は、非常に危険です!
具体的には、以下の事例が挙げられます。
- 脱落した端末によるドライバーの怪我
- 脱落した端末による物の破損(端末自体の破損も含む)
- 脱落した端末がドライバーの運転を妨げることで生じる事故
脱落した端末がドライバーの視界を遮ってしまい、それが原因で事故に繋がってしまうといったケースも考えられます。安全のために取り付けているドライブレコーダーが原因で事故に遭っては本末転倒です。
そのような事態が引き起こされる前に、事前の対策が必要です。
ドラレコの設置状況は、日頃から点検を
非常に危険な端末の脱落、それを防ぐためには定期的な点検が必要になります。
1日の初めに、運転前のチェックを実施しても良いかもしれません。
端末の固定の具合は、なんといっても実物を確認してみなければ確かなことが分かりません。目で見て、指で軽く触ってみて、ネジがあったら増し締めして……各部位の固定に問題が無いか確かめてみてください。
もし、固定が緩まっている様子があれば再固定の処置が必要になります。
注意点として、何か部品の交換が必要な場合、必ずメーカー純正品を使用しましょう。
危険な一例は、フロントガラスへ設置するためのテープを貼り替えるとき、市販品を使ってしまうことです。ですが、市販品のテープを使用すると短期間で剥がれ落ちます。
非常に危険ですので、交換部品には必ず純正品をお求めください。
新年度を迎えて1か月、新しい習慣に「ドライブレコーダーの点検」を加えてみてはいかがでしょうか。