忙しい毎日で、疲れが溜まってしまったまま運転をして、ついウトウトしてしまい
「ハッ」とした経験はありませんか?タイミングが悪く交差点や信号に差し掛かったり、飛び出しがあったら・・・と思うと、ゾッとします。

今回は居眠り運転に有効なPdriveの機能をご紹介致します。

居眠り運転の危険性

居眠り運転は、文字通り運転者が眠ってしまっているため、衝突前にブレーキやハンドル操作などの回避運動がとられないことがおおいため、重大事故につながる大変危険な行為です。

例えば、時速40kmで走行しているときにウトウトしてしまい、3秒間目を閉じてしまったとします。
その3秒間で車両は、およそ30mを進む計算となります。
そこから急いでブレーキを踏んだとしても、停止するまで約20m移動してしまうため、結果として、居眠りしてから停車するまで50mは必要となってしまうため、その50mの間に人の飛び出しなどがあっても回避できないのです。
(60km/hの場合、目を閉じてしまっている間に50m進み、停止距離は約40mのため、合計90mは移動してしまう計算になります。)

その危険性から、居眠り運転行為は「安全運転義務」の違反として、罰則の対象となっています。

<安全運転義務違反の罰則>
・違反点数2点
・反則金
   大型車  :12,000円
   普通自動車:9,000円
   二輪車  :7,000円
   原付   :6,000円

事故の状況などによって、より罰則の重い「過労運転」とみなされる場合があります。

<過労運転の禁止に違反した場合>
・違反点数25点
・罰則 3年以下の懲役または50万円以下の罰金
 ※反則金支払いによる処罰免除なし

会社に所属する人間が勤務時間内に事故を起こしてしまった場合、企業に責任を問われることは少なくありません。日頃から運転車の運転状況を把握し、適切な指導が必要となります。

居眠り運転に効果的!「DMS機能」

居眠り運転の対策は、以下のようなものがあげられます。

・十分な睡眠を取る
・長時間運転の場合、適度な休憩をする
・糖分やカフェインを摂取する
・眠くなってしまう「食後」の時間を避けて運転する
                        ・・・など

しかし、業務で運転している従業員全員に対して、上記のような対策を実施しているかヒアリングしたり指導をすることは容易なことではありません。

そこで、当社が提供しているドライブレコーダー「TMX-DM03」の出番です。

TMX-DM03は「DMS(Driver Monitoring System)」を搭載しており、車内撮影用カメラで運転者の顔を撮影し、「眠気」を検知することが可能です。

眠気を検知した際、アラート音とイラストで運転者にリアルタイムで警告します。
「自分が今、眠いのか」を自覚していない運転者に対して気づきを与えられるため、居眠り運転を回避することが可能となり、結果として交通事故の削減に繋がります。
また、「わき見」を検知することも可能です。
よそ見運転、スマホのながら運転、タバコに火をつける動作などを検知し、運転者へ警告します。

時間や場所、回数などもデータとして蓄積しています。
「誰が」、「どのくらい」、眠気やわき見を検知されているかを客観的な数値で確認可能です。
時間と労力のかかるヒアリングを実施せずとも、眠気検知の多い人がわかるため、指導すべき人と内容が一目瞭然となります。

まとめ

今回は居眠り運転と、それを防ぐ「DMS機能」について紹介いたしました。

居眠り運転は、命を落とす場合や、奪ってしまうこともある、大変危険な行為です。
運転者一人ひとりが気をつけなければならないことは当然ですが、企業の場合、従業員が危険行為を起こさないように管理・指導する責任があります。

従業員の運転を「見える化」し、危険性があるかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。