アイドリングの影響についてご存じでしょうか。夏の暑い時期や、冬の寒い時期には、エンジンをかけた状態のまま停車することもあるかと思います。
そんなアイドリングによる影響についてご紹介いたします。

アイドリングによる影響

アイドリングによる影響を本記事では3つ紹介いたします。
1つ目は、環境汚染です。エンジンがかかった状態では排気ガスが排出されているままなので、環境へは悪影響です。
2つ目は、車両経費の増加です。アイドリング状態では、10分間のアイドリング状態で約130㏄もの燃料を消費してしまいます。
3つ目は、エンジン内部の汚染です。アイドリング状態は、エンジンを低回転のまま動かしていることになります。そのためエンジンへの負荷はないものの、走らせていない状態ではエンジンが「不完全燃焼」の状態になります。その結果、燃えかすが出てきてしまいエンジン内部の汚れが落ちない状況になります。燃えかすにより、オイルが汚れたり、ノッキングを起こしたりとエンジンへ悪影響が及びます。

アイドリング状態で起きた危険なケース

アイドリング状態のまま仮眠することによって死に至るような危険が引き起こされる可能性もあります。眠っている間に排気ガスが車内に充満し、一酸化炭素中毒で死に至るケースや、 仮眠時に誤ってアクセルペダルを踏みっぱなしにし、エンジン回転が高い状態が続いたため高温になりすぎたエンジンやマフラーから引火し、車両火災が引き起こされる事故などもありました。

Pdriveを活用してアイドリング時間を改善!

Pdriveにはアイドリング時間超過を検知する機能や、地図上でアイドリング多発地点を確認することが可能です。
アイドリング時間が改善されると、燃費の向上により車両経費(ガソリン代)の削減や、運行効率向上の効果があります。

【イベント確認画面】アイドリング時間超過イベント

上記はPdrive管理画面のイベント確認画面です。予め設定したアイドリング時間を超過した際に端末が、アイドリング時間超過イベントとして検知します。休憩時間以外のアイドリングを検出することが可能なため、アイドリング時間の改善指導を実施することができます。

【イベントマップ】アイドリング時間超過多発地点

上記はイベントマップ画面です。イベントマップでは、アイドリング時間超過多発地点を確認することができます。アイドリングが多発している地点が見える化されることでアイドリング時間の改善指導の参考にしていただけます。

最後に・・・

今回は、アイドリングの影響とPdriveを活用することによるアイドリング時間の改善方法について紹介いたしました。

アイドリング時間の改善は、車両経費の削減やCO2削減につながります。
是非お試しください。